汽車旅モノローグ~鉄道小話

鉄道の話題・今昔話を綴るブログ。旧「黒羽君成の鉄道小話(北海道コラム)」

車両・列車

北斗星、台風の影響で運休、その後岩見沢まで謎の長距離避難

2018/06/10

2012年6月19日、台風4号が関東・東北地方で暴風雨の予想となり (残念ながら大当たりでした)、そのため北斗星が運休になりました。

その翌日20日朝、9:20過ぎ、岩見沢駅構内で北斗星編成を見ました。

北斗星
<写真1>北斗星用塗色のDD51重連
岩見沢駅跨線橋から7番ホームよりさらに北側の側線を写す。

 

北斗星客車
<写真2>北斗星と思われる編成。
岩見沢駅、7番ホームすぐ隣の側線。

撮影日時は<写真1,2>とも6月20日の午前9:20すぎ

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なぜ岩見沢駅に北斗星が?

北斗星は通常、札幌駅5番ホームからの発車です。

北斗星発車前後の5番線は、

*新千歳空港発:エアポート 1655着
折り返し
スーパーカムイ31号    1700発旭川行に変身
*北斗星          1712発
*スーパーおおぞら10号   1717着

と、最悪でも「15分程度」の間に・・・実は下をお読みいただくともっと厳しいことがお分かりかと思いますが・・・客、車内販売etcetcすべて載せて出発しなければならず、大変忙しいのです。

6月19日は、一旦出庫の後運休が決まったのでしょうか?・・・・それは、あまりにも天気情報の追跡不足だと思うのですが・・・

と申しますのは、すでに申しましたように、Sおおぞらまでも時間的に余裕がないのに、わざわざ稲穂にある札幌運転所から出てきているからです。

小樽方からは、札幌1714着1716発の各駅停車が来ます。これは6番線発着なのですが、5/6番ホームが近づくまで同じ分岐線上を走ります。従って、発車時刻が近付けば、もう後戻りはできないでしょう。

また、江別方面からは、札幌発の17時台に14.16.24.26分の列車があり、上の1716発の列車をやり過ごした後も、定期列車優先ですので (これらの列車は5番線発着ではありません)札幌運転所に戻るにしても、函館線上の臨時のスジが立たず、前からも、ドンドン敵がやってくる!という印象で、そんなにのんびりなんかしてられない!!!

それならいっそ、さっさと機関車が付いている、編成ごと進行方向に逃げてしまえ、と考えたのだと思いますが、至近な苗穂運転所でも良かったのではと、不思議でたまりません。

ここからが、私の邪推です。

6月19日の上野発札幌行きの北斗星も、示し合わせて運休になっていると思います。

ところが、何らかの理由・・・まだ降雨量が大したことがなくて、乗客が多く出発を強く希望した・・・ま、それでも出発はしないでしょうけれど、万が一、億が一、東京の北斗星編成が北海道に来てしまったら!

全検用に予備1編成あるとは思いますが、「東京に是非北斗星2編成受け持たせる」のが基本方針と、現場の方がお考えであれば、6月19日札幌出発分編成を東京に送らざるをえません。

この際、線路容量にあまり余裕がない千歳線を使うより岩見沢に一泊駐留させて、岩見沢→追分→苫小牧と送って、東京のどこかで編成の方向転換したほうが、JR北海道さんとしては気楽でしょう。

また一言多いレポートになってしまいました。反省してます。

 

写真 / 文 黒羽 君成